せつないせつないお話

nako

2010年06月29日 23:04

アリさんが「ありがとう」と言っている絵を


なんとなーく描いてみたら


ちょっとかわいかったので


はんこにしてみました


ありを10匹描こうかとも思ったんですが


「なんのいみもない」と小島よしおにつっこまれそうなので、1匹で。


他のコメントでも作ってみました








先日図書館に行ったときに


息子が「これ借りる」といって持ってきた絵本





やんちゃなカッパの子の話かな・・・


なんて、かってに想像してたんですが





とってもとってもせつないお話でした




人間に迷惑をかけないようにとまっすぐに生きるカッパの親子と


それを受け入れようとしない村人たち




無実の罪で村人に殺されてしまうカッパの子




嘆き悲しむ母カッパ




村に疫病が流行ったとき「子どもたちを助けてくれ」とカッパの母さんに頼みにくる勝手な村人たち




それでもカッパの母さんは「村の子どもたちは息子の友達だったから」と村人の頼みを聞き入れ


妙薬を作り、最後には力尽きて死んでしまうんです





息子に読んであげながら何度も何度も泣きそうになりました



絵本なのに悲しすぎる話



悲しいけれど、いちばん大切なものは何なのか深く深く考えさせられる話でした




息子も4歳児なりに何か思うところがあるのか


毎晩のように「読んで」と持ってきては


静かに最後まで聞いていました





福島県の片貝川で語り継がれているお話みたいです




















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